
売上を落とさない仕組みづくり
更新日:2020年6月25日
◆ はじめに
「今。自分だから、できること」
2000年4月就職。
バブル崩壊直後の就職氷河期、
ネット黎明期 → ITバブル崩壊、
リーマンショック、東日本大震災、
失われた20年。経済大国の輝きを取り戻したい当時の日本。 「こんな熱くるしい新人、
上司は扱いづらいでしょう」 そんな声がよく耳に入るスタート
でしたが、胸には今でも変わらない
1つの想いがありました。 「どんな組織でも情熱を持って仕事に
取り組めば、たとえ凡人でも道を切り拓ける。
そういうリーダーに自らがなろう」 そんな想いで「池田篤史」は
職業人として船出をしました。 人材教育の上場企業、その後、
トップマーケター代表の企業 この2社で、カリスマオーナーや
トップマーケターに育てて頂き、
「人材教育×マーケティング」
のど真ん中を20年もの間、
1日足りとも経営責任から
目を背けることなく過ごしてきました。
そして、2019年2月。
その集大成ともいうべき
という1冊の本を書きあげるとともに、
経営者・オーナーたちからかけられた
この言葉が、池田の起業家精神に火をつけました。 「人間学とマーケティングは、本屋で山積みされる本じゃない。真剣に、経営に向き合うリーダーがボロボロになるまで読まれつづける本だ。」 「池田くん、人間学×マーケティングをものにするのは、一生の仕事に価する。まだ生まれたばかりの新芽を立派な大木にしてみなさい」
そこから、
「人間学×マーケティング」という
新芽を大木にしていく航海が始まりました。 そして今、2020年3月。出航直後、
今回の新型コロナウイルス、
東京オリンピック延期。 世界中の各都市がロックダウン、
世界が経済的大打撃を受けています。
「自分だから、できること」
について書き留めたいと思います。
◆ 売上を落とさない仕組みづくり
テーマは、まさに今求められる
「売上を落とさない仕組みづくり」
について触れていきます。 なぜ、このテーマか?といいますと、 これを書いているタイミング(2020.326)は、 世の中の経営者がウイルスで、
経済的打撃を受けている真っ只中。 未知のウイルスという
過去に類をみない驚異に、 “活動自体ができない”という
状況下に陥っているからです。 「売上なんてテーマは不謹慎だ」
と思われるかもしれませんが、 人によっては、死活問題の方もいるでしょう。
ですので、あえて本テーマに
踏み込んで書くことに致しました。
◆ この記事の【対象者】 & この記事から【得られること】
今回の記事の(対象者)となりますのは、 ・会社経営者
特に、ファミリービジネス経営、オーナー系企業 の方が対象となります。
この内容を読まれることで、
あなたの会社が
「売上を落とさない仕組みづくり」
3つのポイントを抑えることができます。 最後までお読みいただきますと、 ・今あなたの会社に不足しているもの ・どうすれば、その不足が満たされるようになるか? ・今すぐできること も明確にしていきます。 ウイルスによる経済打撃が広がるなか、 本記事がお役に立てれば幸いです。
◆「原理原則」をやり抜く
結論から、先に申し上げます。 「売上を落とさない仕組みづくり」は、 一言でいいますと、 「原理原則を実行・徹底し、
定着するまでやり抜く」 ことです。 「池田さん、そんなこと?
それやって落とさないなら、苦労しない」 と、残念に思う方もいるでしょう。
私も目新しさはないと思いながら書いています。 しかし、これには、
想像以上の奥深さがあります。
なぜなら、
「原理原則」が“できていない”だけで
今苦労している会社がどれほど多いことか!
という現実
があるからです。
コロナをつうじ、 この “目新しさはないと思われること”を
野放しにされてしまってきた事実に、
目を背けることはできなくなりました。
これをご覧の経営者の皆様には、
「売上を落とさない仕組みづくり」
原理原則の3つの要素を
お伝えしていきます。
◆ 原理原則の3要素
「売上を落とさない仕組みづくり」 原理原則の3つの要素とは何か?
それは、
①仕組み ②人 ③社長 で成り立ちます。
① 仕組み
まずは、
何よりもビジネスそのもの
「仕組み」が大切です。
・ストック型売上で積上げていく。
・お客様への提供価値と成功を徹底、
成果・実績を数字で示す。
・上り坂市場&ニッチを定める。
ないと困るニーズに応じて。
・知名度アップを絶え間なく広報する
そして、
・マーケティング・セールスの仕組み
(新規をあげつづける) ・チューニングとアップデートの仕組み (既存客が離れない)
この4+2の
「適切な方法」を抑えてさえいれば、 あとは、きちんと、やるだけです。
もちろん
マーケティング・セールスの世界にも
原理原則といわれるものがあり、
それはある種、普遍的なものです。
例えば、
高いレスポンスをとり
アップセルやクロスセル、
そして離脱を防止する。というもの。
ただ、デジタルツール、
セールステック・ツールは、 この原理原則をもとに
効率化・最適化させるための
“活用する道具”ですので、
仕組みそのものではありません。
「原理原則を抑えた上での活用」
をしなければ、活用効果は得られないです。

*3/11、18:00 世の中がウイルス一色で、自宅待機・飲食店が軒並みガラガラのなか、なんと!夕方から満席で大賑わい 本格職人握り寿司居酒屋「や台ずし」@福岡高宮店。LINEでターゲット客に配信、見事に集客に成功している。ただ来るのを待つだけの飲食店ばかりなのに対して、きちんとマーケティングしているのが要因だ。
(写真は、Eテレ出演決定、「イラスト思考」の松田純、利恵ご夫妻と家族)
② 人
仕組みを構築したら、 それを適切に
「実行・徹底・定着・やり抜く」こと
が大切になるわけですが、
行