凡人の私がなぜ、論算兼備を唱えるまでになったか?
更新日:2020年9月30日
■「3ヶ月に1回、必ずかかってくる間違い電話」
「3ヶ月に1回、
必ずかかってくる間違い電話」
がある。
「よく間違えるなぁ。何回目 笑?」と思っていた。
しかし、あまりの多さに不思議に思い始めた。
もしかしたら、その電話のかけ主は、
”わざと”、わたしに間違い電話をかけてこられているのでは?
なぜ、そう思ったのか?
履歴をみると、2~3ヶ月に1回のペースが
きちんと保たれているからだ。
しかも、書籍
“人間学×マーケティング(致知出版社)”の出版で、
6年ぶりにご挨拶しに行ってからはなかったのに、
「独立」してから、安定的にである。
先週の金曜日に、5回目となる電話をいただいた。
会話は、いつも一緒。
(私)「お久しぶりです!」
(電話主)「ああ。」
・・・(簡単に、近況伝達)
(私)「今回のお電話、どうされましたか?」
(電話主)「・・・間違いや(笑) 」
というオチ。
本当に間違いなだけで
わたしの思い上がり、勘違いかもしれない。
しかし、少なからず、その間違い電話で、
毎回嬉しい気持ちになり、背筋が伸びる。
今回その電話主に、御礼をつたえるべく、
このBlog記事を書こうという意欲が湧き立った。
「大丈夫です。私は、あなたの教えを糧に、
元気にがんばっています。」
そして、あの当時、なかなか面と向かって
言えなかった御礼と感謝の意を込めて。
「成長できたのは、あなたのおかげです。」
その電話のかけ主とは?
佐藤耕一会長 JASDAQ上場
国内トップ教育人材会社「ヒューマングループ」
プロバスケットチーム JBリーグ「大阪エヴェッサ」
創業者・オーナー である。
佐藤会長について、
こんなインタビュー記事を見つけました。
(日経Biz Gate)
https://ps.nikkei.co.jp/myroad/keyperson/sato_koichi/
(KENJA GLOBAL)
https://www.kenja.tv/president/detjm3zb.html
なんの取り柄もない、凡才の私がなぜ、
「論語と算盤を兼ね備えた(論算兼備)
人間学とマーケティングを伝えるようになったのか?」
それについては、
佐藤会長のおかげといっても過言ではない。
いうならば、
社会人人生の駆け出し期に、
道筋をあたえてくださり、
天命に気付かせてくれた
師・恩人ともいえる方といえる。
今回の記事では、その佐藤会長との出逢いと思い出にも触れながら、
「なぜ、わたしが人間学とマーケティング をお伝えするまえに至ったのか?」
について書いていこうと思う。
もう佐藤会長の元を離れて、約7年が過ぎた。
当時を、振り返りながら、少しだけエピソードも加えつつ、
多少生々しい話もでてくるが、ご愛敬として、
ご容赦いただければ幸いだ。
これをお読みのあなたが
ミドルリーダーで、もし次のようなことでお悩みだったら、、、
本記事をお読みいただくことで、心に火を灯すことができたらと願う。
✔︎ 社長の朝令暮改
✔︎ 社長の拡散思考についていけない…
✔︎ 社長も部下も、自己主張ばかり…
✔︎ メンバーが思うように、成長しない…
そして、この内容は、
書籍「人間学とマーケティング」の続編にあたる書として
書き進めている内容の「第2章」にあたる。
「凡人がなぜ、論算兼備を唱えるまでになったのか?」
今こそ断言できる。結論からいうと、私の場合、
「株式会社立の学校経営」を任せて頂いてきたからである。
その結論に至った背景だが、
今弊社は12社の企業様に「マーケティング・マネジメントを伴走支援」している。
その支援先のお客様には不足していて、弊社が提供している多くは、佐藤会長のもとで、14年間「株式会社立の学校経営」を任い、培ってきた“格物致知そのもの” だという点にある。
つまり、今でも(いや今こそ)、多くの中小企業・ビジネスパーソンが重視しなければならないこと、参考にした方が良いこと、当たり前に持っておかなければならないことの多くが、「株式会社立の学校経営」のノウハウに含蓄されており、普遍性、どこまでも応用が効く原理原則を経験・体得させて頂いてきたということが、最近、改めて、よくわかったのだ。
では、その論算兼備に至った理由である
「株式会社立の学校経営」で得た格物致知について、深くお伝えしていく。
具体的にいうと、次の3点である。
1点目は、「教育と経営」の中庸概念
2点目は、「赤字・倒産危機」で気付いた真実
3点目は、「結局、人にはじまり人に終わる」